鷹匠鍋について 

About Takasho Plate

鷹匠鍋とは

鷹匠鍋…「鷹の鳥」を振る舞うために用いられる本膳料理用の煎鍋。

      皇族・貴族・将軍・大名が鷹狩の獲物を調理するために用いた鉄板。

      特別な饗応の席で用いられ、その饗応は現在でも各国大使などを

      おもてなしする皇室行事として不定期に鴨場で開催されています。

      鷹匠鍋は日本刀と同じ素材である「玉鋼」を刀工の手によって

      鍛え上げます。

鷹匠鍋保存会の三雀荘主人は黒田侯爵であると伝えられています

 製造

刀工が鋼をたたき、鍛え上げた鉄板が

「鷹匠鍋」

大きさに比べて質量が大きいため白炭で熱するとかなりの熱量を鍋に溜め込みます

その熱を溜め込んだ鷹匠鍋で鴨肉を焼くと旨味成分が瞬時に閉じ込められ、何とも贅沢な味わいとなります

鋳物や鉄板ではだせない味をどうぞ御賞味くださ

「かんてきの上に鉄鍋を置く

鉄鍋の上で鴨肉を焼いている様子

 鷹匠鍋保存会